本業は編集者、ディレクター。でも、実はシブヤ大学恵比寿キャンパス校長や、恵比寿のアートイベント発起人など、いろいろしてます。そんな小倉若葉(おぐらなおよ)の日常を綴っています。子育ても満喫中。
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Yes, I can do it !

ちょっと前の話になりますが。

先月、次屋妙子さんがプロデュースするイベントに行ってきました。

それが何ともすごい体験だったので、遅ればせながら記しておきたいと思います。


ちなみに次屋さんと出逢ったのは、10月に参加した大人の社会見学ツアー(浜松編)

次屋さんて、ものすごく不思議な吸引力の持ち主なんです。

何がステキっていろいろあるんですけれど、とにかく笑顔と声と話し方が魅力的。

思わず人が彼女の話に耳を傾けてしまう、もっと話したくなる女性なのです。

そんな次屋さんが「ゲストはすごい女性なの! ぜひ来て!」とおっしゃるなら、行かないわけにはまいりませぬ。


そのすごいゲストというのが、和紙デザイナーの堀木エリ子さんでした。




イベントは、六本木ヒルズで堀木さんと次屋さんのトークショー形式で行われました。

堀木さんが生み出す手すき和紙を使ったアートワークは、今、世界的に注目されていて、この秋、有楽町にオープンした「ザ・ペニンシュラ東京」をはじめ、東京ミッドタウンガレリア、成田空港第一旅客ターミナル到着ロビーなどで目にすることができます。


都市銀行勤めから和紙の世界へ転身。

「天職とは見つけるものではなく、これを天職にしようと決めるもの」


ひとつのことをひたむきに続けてきた人だけが発することができるその言葉は、とても力強く響きます。

自分探しに夢中で、今を生きていない人にこそ聞かせたい台詞ですが、それを本当の意味で理解できるのは、覚悟を決めている人だけなのだろうなあ……なーんて思ったりして。



「目標を達成するには、できるか、できないかではなく、『できない』という選択肢を捨てること」


これもまた、いつも「できる」「できない」でものごとを計っている人には、本当には届かないだろうなあ。

頭でっかちになって、やらない理由をあれこれ考えるくらいなら、まずは行動、なんですよね(自戒)。




堀木さんの言葉で個人的に特に印象に残ったのは、3つあります。


ひとつめが、「不安」について。

「不安は大切な卵。いつも大事に温めている。不安を不安に思うことは意味がない」


私はいつも「悩みなんてないでしょう」と思われがちだし、実際あんまり悩まないタイプ(笑)。

人は誰かに相談する時点で、自分で答えを出していて、相談するふりして実はそれが正しいかどうかを確認したいだけだと思っているところがあるし。

だから少なくとも、悩み好き、相談好きではないです。


とはいえ、やっぱり不安はつきものですよ。

仕事のこと、将来のこと、考えだしたらキリないもんね。


でも、不安はあっていいんだ。

当たり前だけど、堀木さんのような人でも、不安を抱えてるんだ。

そう思ったら、よしよし、私も不安を大事に温めるぞ、不安があるからこそ、逃げずにまっすぐ見つめるぞ、と思った次第です。



ふたつめは、「動機」について。

「動機は『善』でなくてはならない。私利私欲のためではなく、利他のためでなくてはならない」

小さいながらも10年近く会社などをやってると、ヘンな損得勘定で動くといい結果に結び付かないことは、私自身、身をもって知ってるつもり。

逆に、「善」から動くとキモチいい。

だから、キモチいい結果につながる。


いつでも「善」から行動できる自分でありたい。

他の誰でもなく、私のことをいつでも見ているのは、私自身なのだから。

それは、自分への約束であり、プライドなんだ。


そういう意味では、堀木さんはものすごく誇り高き人なのだなあ。

うーん、カッコいい。




3つめは、「コラボレーション」について。

「コラボレーションとは、相手に寄りかからないこと。自分の二本足でしっかり立つこと」


さすが、名だたる建築家やアーティストから指名を受けていらっしゃるだけのことはあります。

プロと仕事をするには、自分がプロでなくてはならないんです。

私の仕事も誰かとコラボするのが常だけど、ちゃんと自分の二本足で立ててるかな?






私が堀木さんの年齢に達するまで、あと10年。

自分を信じて、自分で天職だと決めて進んできた道を、コツコツと歩きつづけていこう。

慌てず、焦らず、毎日一歩一歩ね。





そういえば、先日、高校の同級生とランチしたときの会話を思い出しちゃいました。

彼女は、出版社に勤務後、独立してシナリオライターとして活躍しています。


「ねえ、学生時代、この道に入ろうと思ったのはどうして?」

「だって、ほかに思いつかなかったでしょ」

「そうだよね、私もそうだった」

「曲がりなりにも私たち、十ウン年、ここまで続けてこられたね」

「うん、残ってこられたね(笑)」

「なんかこういうの、すごく励みになるね」

「この先も、お互いがんばろう!」




ふと見渡せば、私はちっとも孤独じゃなくて、大切な人たちに囲まれてる。

なんて幸せなことなんだろう。

なんて心強いんだろう。

大丈夫、私にはまだまだやれることがあるよ、きっと!









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後日、横浜のそごう美術館へ足を運び、堀木さんの作品の現ナマを拝んできました。

あたたかくて、強くてしなやか、はてしない広がりを感じる作品たちは、堀木さんそのもののようでした。

今後も目が離せないクリエーターです。



堀木さんのお話の内容は、こちらに非常にわかりやすくまとめられています。

よかったらぜひ。
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by hanaoui | 2007-12-11 02:40 | diary
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